自分が一番最初に自分のスキルでお金を稼いだ経験があるのは動画編集だった。
今回はその経験を踏まえて動画編集を副業にする上でわかっておいた方がいいことを記述する。
動画編集を副業にするメリット
そもそも自分が動画編集を副業にする上で感じるメリットをいくつか並べようと思う。
時間と場所を選ばない

PCがあれば基本いつやってもいいし、場所も選ばない。
本業が休みのタイミングでガッツリ案件を取って作業することもできるし、早朝とか夜遅くに作業しても問題はない。これはメリットになる。
即金性がある

副業を挫折する理由の多くは売り上げが発生しないからだと思う。
動画編集はプログラミングとか他のスキルに比べて勉強を始めてから業務ができるレベルに到達するまでが早い。
だから、始めてからすぐに一円を稼ぐことができてモチベーションが続きやすいことも魅力。
気を付けた方がいいこと
ここからは案件を獲得してから俺自身が面食らったことを紹介していこうかと思う。
美しい動画≠喜ばれる動画
今考えると当たり前なんだけど、動画編集者はアート活動ではなく「クライアントワーク」である。つまり、依頼した人の意図を汲んでそれを形にする必要がある。
ここは趣味で動画を始めた人が陥るところで、「これかっこいいからこうしよう」みたいな価値観は通用しない。
クライアントがその動画に何を望んでいて、自分に対してどんな動画を作ってほしいのか。これを最優先事項にしないといけない。
「修正」が地獄

趣味で動画を作る時にはあまり「修正」を実感しない。自分が満足すればOKだから。
だからこそクライアントワークの中で修正が発生すると結構面食らう。
何よりも一回作ったものを崩さなきゃいけなかったり、普通に自分が作ったものに修正が来ることは最初はメンタルに来る。
取れる対策としては
「最初の段階できちんと方向性のすり合わせをする」
「修正は自分に対してではなく、自分が出したアウトプットに対してなされている」
という心構えをすることかと思う。
一度作ったものは再利用できるようにしておく
これは時間を短縮するためのコツ。趣味でやっていると、あまりこの意識は出ないと思うんだけど、仕事でやると「早くできる」ということはかなりの価値が出てくる。
これに関してはおすすめの動画があるので、ぜひそれをみてほしい。
この人の動画はクライアントワークを生き抜く上で嬉しい工夫が各所に散りばめられているので全体的におすすめ。
事前勉強は最低限。やりながらさらに勉強する。
今まで「クライアントワーク」ってことを強調してきたんだけど、学生時代は「お金をもらうためには100点のクオリティ追求しなきゃいけない」と考えてた。
これは大事だし、そのつもりで仕事をしているんだけど、そのせいで動けないことが一番悪。なぜならそのスキルを持ち腐れすることになるから、誰も幸せにならない。
それよりも大事なのは、クライアントを喜ばせるために日々新しい技術や工夫やデザインを勉強し続けること。
案件獲得はスタートでしかなくて、いかにそこに早く到達して技術を向上させるかが大事。
YouTubeでツールを学ぶことはもちろん、デザインの本を読んだり、意識的に広告や映画を見てみたりなど、いろいろな手段でインプットを続けていくことが必要。
好きだから続く
今まで色々解説してきたんだけど、結局「好きだから」やっている部分がかなり大きい。
この動画で「修正とか怖いな」「自分にできるかな」と思った人でも、「動画編集が好き」と言う気持ちがあるならぜひ果敢に挑戦してほしいと思う。