CM、動画サイト、職場…
2025年現在、生活をしていれば否応にもAIに触れるようになった。
そんな中でAIに興味を持った人が直面する課題として
「生成AIツールの数が多すぎる」ことがある。
今回はそんな迷える民に向けておすすめの生成AIツールを3つ紹介する。
実は今が絶好の学習タイミング
2025年1月現在、実はAI業界は次のステップに行こうとしている。
というのも、今までの生成AIはあくまでも人間が目標の指示をしてその中で業務をサポートするだけだったんだけど、それもAIができるようになりつつある。
だから、ここで生成AIを理解しないと追いつくためには2ステップの学習を要する。
逆にここで追いついておくのはかなり周りに差をつけることができる。
おすすめのAIツール3選
①汎用性高い|ChatGPT

まずはOpenAI社が提供しているChatGPT。
このページを見ている人もさすがに知っているレベルだと思う。
こだわりがなければこれだけ追っているだけで十分生成AIの恩恵を受けることができる。
無料でも以下のような恩恵が返ってくる。
- 文章の叩き台を作ってもらう
- アイデアを出してもらう(たくさん)
- プログラミングのコードを書いてもらう(実行してもらう)
- 一般的な知識について質問をする
強さとしては
- UIが使いやすい
- 無料でも性能が十分
- (課金)最新のモデルが使える
- (課金)同じアカウントで画像生成、動画生成、AI検索も触れる
一つのツールを追いかけるだけで色々な情報が入ってくるのが魅力。
②タスク特化系の入門|Perplexity

先述のChatGPTが汎用性のあるツールだったのに対し、「検索」というタスクに特化したAIを紹介する。それがPerplexity。
どんなツールかというと、テキストを入れるとAIが自動で検索をして検索結果からいい感じに要約して回答に答えてくれる。
これのメリットとしては「参照元に直接アクセスできる」ということ。
ChatGPTは検索機能を使わない限り自分の知識から答えるんだけど、最新の情報じゃなかったり正しくなかったりする。
Perplexityもたまに嘘をつくんだけど、参照した情報を見ることができるから気が付きやすい。
導入してからGoogle検索の頻度は明らかに減っている。
③意外と知らない?|天秤AI
こういう系の記事ではあまり書かれないんだけど、
これは「複数のAIモデルを比較できる」ツール。

こんな感じで各社の出力精度と癖を比較できる。
しかもアカウント一つを作るだけで最新のモデルが無料で使えてしまう(OpenAI o1 previewなど)。
仕事でゴリゴリ使うんじゃなくて、情報収集程度の利用であればこれで十分。
生成AIを使う時の注意点|最初は重要な仕事を任せない
ここまでおすすめの生成AIツール3選を説明した。
その上でではあるんだけど、生成AI使う際の基本的な心構えもお伝えしておく。
それは「最初は自分にとって重要じゃない仕事を任せてみる」ってこと。
理由を以下に述べる。
何気ない顔で嘘をつくことがあるから
基本的に出力は間違っていると思ったほうがいい。
だから使えないってなるんじゃなくて、
よくわからないうちは間違っても問題ない部分の仕事を任せるのがいい。
例えば、文章生成なら
「取引先へのメールを全部作成させる」じゃなくて「メールテンプレートを作成する」とか。
「契約書を1から作らせる」じゃなくて「テンプレートから若干の修正をさせる」とか。
AIの精度や限界を理解してきたら、徐々にいろんな仕事を任せていくのがいい。
情報は基本的に学習されるから
AIは仕組み的にユーザーの入力と回答を学習することによって進化していく。
よって「機密情報」「他人に教えてはいけない情報」っていうのは入力してはいけない。
これが仕事とかで使うシーンを制限していると思うんだけど、よくよく考えると上記の情報を入れなくても十分に生成AIの恩恵を受けることができる。
その使い方を考えることが大事。
あと、本格的に使いたくなったら必要な環境や設定を勉強して構築することは可能。
生活の中で使う
「嘘をつく」「学習される」→だから使わない。これが一番悪。
使うことが大事。
参考までに具体的な使い方を教える
- UNIQLOで洗濯記号の画像を撮影して、お手入れの方法を教えてもらう
- 会話の中でわからないことはPerplexityにとりあえず入れる
- 読書の記録のやり方を決めるためのヒントをもらう
- 長文で読みにくいXのポストやメンヘラインをぶっ込んで要点を掴む…
まずは日常から使うようにする。精度や限界が見えたらより重要な領域を担当してもらうっていうのが重要。
まとめ
今回はおすすめの生成AIツール3選と、AIツールを使うための心構えを書いてきた。
生成AIは今後も進化を続ける。遅れないようにまずは日常生活から使ってみるのがおすすめ。